Landscape Erode in to A for Vibraphone

 June 16, 2019, Tokyo, Harajuku, Casa Mozart, Dagakki Hyakka-Ryoran Ⅵ

 Landscape Erode in to A (2019) for Vibraphone [World Premiere]

Performed by Mizuki Aita (vibraphone)


 2019年6月16日(日)原宿カーサモーツァルト,會田瑞樹リサイタルシリーズ打楽器百花繚乱Ⅵ

Landscape Erode in to A (2019) - ヴィブラフォンのための

初演︰會田瑞樹(ヴィブラフォン)

2019 © Yuri Umemoto
2019 © Yuri Umemoto

Landscape Erode in to A は、打楽器奏者、會田瑞樹さんのために作曲されました。


「Aに侵食する風景」そう、まさに、A音に侵食する音の様子が描かれています。侵食する音たちは、「A」にいつもまとわりつき、かき消そうとしたり、いろいろな方法で邪魔を仕掛けます。


僕は誰かに曲を書くとき、名前から発想するということが多いんですが、今回もそうで、會田瑞樹さんの「AITA」の「A」、ABCの「A」、「A」という音の支配感、みたいなものをイメージして曲を構成していきました。「AITA」のAに始まりAに終わるというイメージも合わさり、最後には「A」音が、全て違うマレットによって執拗に鐘の音が繰り返される「勝利宣言」によって、曲は締めくくられます。


僕の曲によくある、音の流れに割り込むように入り込む「音」。流れを一旦せき止めさせる。それによって強い支配感を持った「音」を置く。そういった「音のエネルギーの流れ」みたいなものにフォーカスを当てた曲でもあります。


2019年6月4日, 梅本佑利